2026年8月20日(木)・Canvaデザインコース

Canva AIとAffinityで、イラスト表現を広げる

前半の顔アイコン制作から、後半の3D素材生成・写真のAIイラスト化・Affinityによる手書きイラストのベクター化へ発展します。

今日の学習ゴール

前半ではCanva AIで顔アイコンを完成させます。後半では、Canva AIの3D素材生成、写真をイラストへ変換する5つのアプリ、Affinityで手書きイラストをSVG素材へ変える流れを学び、表現の選択肢を広げます。

Day 09前半 Canva AIで自分だけの顔アイコンをつくる
Day 09後半 Canvaでイラスト制作を発展させよう

今日の到達点

前半は顔アイコンを1つ完成、後半は3D素材を1つ作ってキャンバスへ配置。余裕があれば写真のイラスト化か手書き素材のベクター化にも挑戦します。

01

Canva AIで人物イラストを生成する

顔アイコン制作の流れ
素材からAI画像生成を開く
生成条件を設定する

「素材」から「AI画像生成」を開き、プロンプトを入力します。種類は画像、品質は高品質、縦横比は1:1、スタイルはイラストを選びます。4候補を比較し、必要なら再生成します。

生成回数の目安

無料プランは月50回、Canva Proは月500回が目安で、毎月リセットされます。

女性例:茶髪の可愛い日本人女性 お団子ヘアー ノートパソコンを持っている 笑顔 水色のブラウス

男性例:茶髪のかっこいい日本人男性 短髪 ノートパソコンを持っている 笑顔 水色のワイシャツ

02

選んだ画像を編集用キャンバスへ置く

生成画像を編集用キャンバスへ配置する

ファイル名を「自分の名前+SNSアイコン実習」に変更し、自分のフォルダへ移動してから編集します。

03

背景除去(マジックスタジオ)で人物を切り抜く

背景除去で人物を切り抜く

「画像を編集」から背景除去(マジックスタジオ)を使います。無料プランで使えない場合は、外部の無料背景除去アプリで透明PNGを作りCanvaへ戻します。

04

丸フレームへ入れて、顔の位置を整える

丸フレームを追加する
人物を丸フレームへ入れる

「素材」から丸フレームを追加してキャンバスいっぱいに広げます。人物をドラッグし、ダブルクリックして位置を調整します。

05

枠線とグラデーションで輪郭をつくる

枠線とグラデーションを加える

小さく表示されても輪郭が分かるよう、丸い枠線とグラデーションを整えます。

06

名前・アカウント名・装飾を加える

名前と装飾を追加する

名前とアカウント名を入れ、必要に応じてカーブ効果を使います。猫の足あとやキラキラは顔を邪魔しない量にします。

07

完成した顔アイコンをPNGで保存する

PNGで保存する

「共有」からダウンロードを選び、PNGで保存します。

08

Style Matchで同じ人物のテイストを変える

Style Matchを適用する
4つのスタイルを比較する

リソグラフ/スクラップブック/アニメ/幾何学を比べます。同じスタイルを投稿にも使うと世界観をそろえやすくなります。

09

Canva Printで丸ステッカーにもできる

丸ステッカーを注文する
顔アイコン制作のまとめ

サイズは5×5cm、7.5×7.5cm、10×10cm、仕上げはマットまたは光沢です。1枚あたり約50円台〜(送料無料)が目安で、まとめるほど単価が下がります。

前半実習:顔アイコンを完成させよう

必須:顔アイコンを1つ完成してPNG保存。任意:Style Matchで2パターン目。

作業タイマー押すと背面で計測します。画面はそのまま作業でき、時間になったら上部に知らせます。
01

後半の全体像:3つの方法でイラスト表現を広げる

3D生成、AIイラスト変換、Affinityベクター化の3部構成

後半は3つの方法を扱います。指示文から立体素材を作る、写真を別のタッチへ変える、自分の手描き線を拡大可能なSVGへ変えるという、目的の異なる選択肢です。

作りたいもの最初に選ぶ方法
角度を変えられる立体素材Canva AIの3D生成
手元の写真を別タッチへ写真→AIイラスト変換アプリ
手描きの線をロゴや素材へAffinityでベクター化
02

Canva AIで3D素材を4ステップで作る

Canva AIで3D素材を作る4ステップ
白い花を持ったピンクのうさぎを3D生成する
4パターンから3D素材を選ぶ
  1. 自分のフォルダでロゴサイズの新規デザインを作り、ファイル名を変更する
  2. 左メニューの「素材」を開く
  3. 「白い花を持ったピンクのうさぎ」と入力し、生成ボタン横の矢印から「3D」を選ぶ
  4. 約30秒後に出る4パターンから1つをクリックしてキャンバスへ入れる

つまずいたとき

「3D」が見つからない場合は通常の画像生成を確定せず、生成ボタン横の下向き矢印を確認します。先にファイル名と保存先を決めると、生成物を見失いません。

CanvaのAIで3D生成の方法と活用例 みるく・5:29
03

3Dならではの回転・サイズ・動きでアレンジする

3D素材を回転しエフェクトやアニメーションを加える

素材を選択して「3Dを回転」を使うと、360度好きな角度へ変えられます。向きが決まってから拡大縮小し、必要な場合だけエフェクトやアニメーションを加えます。

先に角度、後から装飾

正面・斜め・横で印象が変わります。使用場所に合う角度を決めてから動きを足すと、調整をやり直しにくくなります。

04

写真をAIイラストに変える共通の流れ

写真をAIイラストに変える基本ルール

「素材」でアプリ名を検索し、アプリを開いて写真をアップロード、スタイルを選んで生成するのが共通の流れです。無料でも試せますが、1日の生成回数には上限があり、24時間で回復します。

回数を無駄にしない

生成前に、被写体が大きい・明るい・ピントが合っている写真を1枚選びます。同じ暗い写真で繰り返すより、元写真を変える方が改善しやすい場合があります。

【Canva初心者必見】写真がイラストに変身!AIアプリ5選を試してみた 50代からのCanvaチャンネル | Rie・22:45
05

5つのAIアプリを目的で使い分ける

写真をイラストに変える5つのAIアプリ比較
アプリ得意な表現向く用途
Paintify絵画風芸術的な作品、風景写真
Animeifyアニメ風SNSプロフィール
Art Style Changer複数スタイル優しい雰囲気を比較したいとき
Cartoonifyカートゥーン風ポップなデザイン
Photo to Sketchスケッチ風シンプルでおしゃれな印象

同じ写真でもアプリごとに得意なタッチが違います。1つでうまくいかないことを「写真が悪い」と決めつけず、目的に近い別アプリも試します。

06

きれいにイラスト化する3つのコツ

写真をきれいにイラスト化する3つのコツ
  1. 顔や被写体が大きく、ピントが合った写真を選ぶ
  2. 逆光や暗い写真を避け、明るい場所で撮った写真を使う
  3. 結果が崩れたら、同じアプリで連打せず別アプリへ変える

失敗の切り分け

輪郭が崩れるなら元写真、タッチが合わないならアプリ、細部だけ違うなら再生成という順で直すと判断しやすくなります。

07

イラストをグッズやステッカーの見本へ展開する

AIイラストをモックアップやグッズへ展開する
背景透過と白フチでステッカー風に仕上げる

完成したイラストは、モックアップでTシャツやトートバッグに置いて完成イメージを確認できます。フォトフレーム風に整えたり、背景透過と白フチでステッカー風にしたりする展開も可能です。

販売前に見ること

モックアップは見本です。実物の印刷色、素材、サイズ、利用規約は別に確認し、見本画像だけで品質を断定しないようにします。

08

Affinityで手書きイラストを素材にする準備

Affinityで手書きイラストをベクター化する準備

AffinityはCanvaに統合された高機能な画像編集ツールで、無料プランでも利用でき、Windows/Macに対応します。真っ白な紙・太めのペン・スマホを用意し、絵は大きく描きすぎず、1枚ずつ影が入らない明るい場所で撮影します。

撮影が仕上がりを決める

紙と線の明暗差が大きいほど、後の白黒化と画像トレースが安定します。影が入ったら編集で無理に消す前に撮り直します。

CanvaのAffinityたった5分で手書きイラストをデジタル化する方法 Canvaデザイナー Sayaka・18:03
09

Affinityで下ごしらえする:切り抜き・白黒化・露出調整

Affinityで写真を切り抜き白黒化して下ごしらえする
  1. 写真をドラッグ&ドロップし、切り抜きツールで余白ぎりぎりまでトリミング
  2. トーンマップで全体を明るくする
  3. 閾値で白黒化し、露出を5〜6程度まで上げて背景を真っ白にする

紙のざらつきが残る場合は露出を少しずつ上げ、線まで消え始めたら一段戻します。

10

Affinityでベクター化し、SVGでCanvaへ戻す

Affinityで画像トレースしSVGで書き出す
手書きイラストを仕事やグッズへ展開する
  1. 「ベクター」→「画像トレース」を適用
  2. レイヤーをグループ解除し、背景の白など不要な部分をバックスペースキーで削除
  3. 線や中身の色を変更し、「境界線を展開」
  4. 「ファイル」→「エクスポート」でSVG形式を選び、Canvaへアップロード

素材はイラスト販売、ステッカー、LINEスタンプなどへ展開できます。ただし販売可否や権利条件は各サービスの最新規約を確認してください。動画内の第三者ショップの販売数は、本コースの実績ではないため判断材料にしません。

後半実習:3D素材を作り、イラスト表現を広げよう

必須:3D素材を1つ生成してキャンバスへ配置し、向きを変える。発展:写真のイラスト化または手書きイラストのベクター化を試す。

  1. 自分のフォルダでロゴサイズの新規デザインを作り、ファイル名を「自分の名前+3Dウサギ実習」に変更する
  2. 「素材」を開き、「白い花を持ったピンクのうさぎ」と入力する
  3. 生成ボタン横の矢印から「3D」を選び、4つの候補から1つをキャンバスへ入れる
  4. 「3Dを回転」で向きを変える
  5. 余裕があれば5アプリのうち1つ、またはAffinityのベクター化を試す
作業タイマー押すと背面で計測します。画面はそのまま作業でき、時間になったら上部に知らせます。

今日のまとめ

カードをクリックして、前半・後半の内容を確認しましょう。

POINT 01
生成条件

画像・高品質・1:1・イラストを選ぶ。

POINT 02
4つの候補

比較し、必要なら条件を変えて再生成する。

POINT 03
保存場所

名前を付け、自分のフォルダへ移動する。

POINT 04
背景除去

背景除去(マジックスタジオ)で切り抜く。

POINT 05
丸フレーム

ドラッグして入れ、ダブルクリックで位置調整。

POINT 06
装飾

枠線・文字・装飾は顔を邪魔しない量にする。

POINT 07
PNG保存

完成した正方形のアイコンをPNGで保存する。

POINT 08
Style Match

同じ人物のテイストを変え、世界観をそろえる。

POINT 09
4スタイル

リソグラフ・スクラップブック・アニメ・幾何学。

POINT 10
ステッカー

丸形3サイズ、マット/光沢。約50円台〜で送料無料。

POINT 11
3D生成

生成ボタン横の矢印で3Dを選び、4案から選ぶ。

POINT 12
3Dを回転

使用場所に合う角度を決めてから装飾する。

POINT 13
写真選び

被写体が大きく、明るく、ピントの合った写真を使う。

POINT 14
5アプリ

Paintifyなど、目的のタッチに合うアプリを選ぶ。

POINT 15
モックアップ

グッズ化の見本を作り、実物条件は別に確認する。

POINT 16
Affinityの準備

白い紙・太いペン・影のない写真で線を明確にする。

POINT 17
画像トレース

白黒化した写真をベクターへ変え、不要部分を消す。

POINT 18
SVGで戻す

SVGで書き出すと、Canvaで色や大きさを調整しやすい。

今日の確認

作りたいものを1つ決め、「顔アイコン/回転できる3D/写真のイラスト化/手描きSVG」のどの方法を選ぶか、その理由を説明してみましょう。